法務教育の必要性を考えたきっかけ

 自分は何も知らない・・・そう思ったのは20代の頃でした。

 小学校で憲法や三権分立は習ったけれど、

 法律って何か怖いもので自分には関係ないと思っていました。

 女は法律のことなんか分からない、知らなくていいと言われていた時代。

 結婚退職をして再就職のとき、パートの仕事しかなかった時代がありました。

 そんな頃、大切な友人が障害のある子を産み、友人の夫は妻子を置いて家を出ました。

 泣いても喚いても夫は行方不明、数か月後に離婚届だけが送られてきました。

 

 当時は旧司法試験の時代で弁護士さんも少なく、困った女性に社会は冷淡でした。

 役所に行っても門前払いをされたと泣く友人・・・

 そのときに、何か友達を助ける方法はないのかと図書館で本を借りて読みました。

 生存権という言葉を思い出しました。

 友人として離婚の慰謝料や婚姻費用の分担請求、

 保育園や障がい児への支援を調べて駆けつけると

 友人は親子心中を考えていました。

 死ななくていい、障がい児への支援もあるし養育費を貰おうよ

 生活保護だってあるんだよ、死ななくていいんだよ、生きてていいんだよって必死に励ました。

 謙虚であれ」と言われ続けた女性が

 権利意識を持たないと、ここまで追いつめられるんだと思いました。

 自分を守るために勉強をしないといけない

 心の底からそう思ったんです。

 ただ踏まれて笑っているだけはもう嫌だ

 パート仕事で「女の子」とか「パートのおばちゃん」と言われるのも、もう嫌だ

 スキルが欲しい、知識が欲しい 

 そんな風に思ったことが昨日のことのようです。

 

(写真は高校生向けの面接対策講座です)

 

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