エンバーミングは本当に必要でしょうか?
人生のエンディングで、最後のお別れを美しく・・・。
そのための方法として「エンバーミング」がありますが、
湯灌や死化粧、ドライアイスで十分に対応できる場面も多いのではないでしょうか。
過去には、エンバーミングによる高額請求が問題となった事例が関東で報じられました。
関東エリアでは火葬までの日数が長いことから、
葬儀社がエンバーミングを勧めやすい事情がありました。
しかし実際には、火葬までの日数がかかる分、ご遺体を冷蔵設備で安置する体制が整っており、
火葬が前提の日本において「必ずしも必要ではない」という現実があります。
近年、関西でもエンバーミングを取り扱う葬儀社が増えています。
施設の初期費用を償却するために、利用を勧められるケースもあるようです。
けれども・・・火葬で白いお骨に還してあげることは、日本人の情緒に沿った自然なかたちです。
その過程で高額なエンバーミングが本当に必要なのか、立ち止まって考えることが大切ではないでしょうか。
遺されたご家族の生活を思うとき、葬儀費用は冷静に見直すべきものです。
「美しいお別れ」と「現実的な負担」、その両方を見据えて選択することが、安心につながるのだと思います。
国民生活センターでは葬儀のトラブルの事例が掲載されています。
遺言を考えるとき、併せてフィナーレの希望をエンディングノートなどに記載されることもお勧めしております。



